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手元に何も残らない

誰かと何かをシェアすることでのメリットは多々ありますが、デメリットもあります。
そんなデメリットのひとつが「最終的に手元に何も残らない」事だと思います。

例えばカーシェアリングなどの場合、一台の車を、
それぞれの都合に合わせて何人もが使う、というスタイルになります。
この場合、利用者は、自分の使用した分の使用料を支払うことになります。
自己所有するのに比べて、維持費などの負担がかからないことから、
手軽な方法として人気があります。が、その一方で、たくさん使って、
たくさんカーシェアリングの使用料を支払ったとしても、その車が自分のものになる、
というわけではないんですよね。極端な話、使い方によっては、
「車一台購入できてしまうくらいのお金を支払ったのに、あとには何も残らない。
こんなことだったら、マイカーを購入した方がよかった」といったことになりかねません。
もちろん、自分の使い方を事前にきちんと考えておけば、そんなことにはならないのですが、
「購入する」というのとはちょっと違う方法なんだ、
という点はきちんと認識しておいた方がいいかと思います。

必要になった物が手元にない場合もある

また、一度は「もう必要ない」と思ったものでも、「また必要になった」という場合も
あるかと思います。シェアしているものの場合、一度「自分にはもう必要ない」という判断が
された時点で、返却してしまっていたり、他の方に回っていたり、
といった状況も多いことでしょう。すでに手元にはない可能性も高いですね。
こういったことが起こり得るというのも、
シェアというスタイルのひとつのデメリットと言えるかもしれません。

モノが確実に返ってくるとは限らない

また、自分が所有しているものを、誰かに条件付きで貸す、という形のシェアをする場合、
最終的に自分が思うカタチで、モノが返ってくるとは限らない、
というのもひとつのデメリットと言えるでしょう。シェアする相手が、必ずしも自分ほど、
モノを大切に扱う人ではないかもしれない。そのままどこかに持っていってしまうかも。
途中で壊れてしまうという可能性もあるかと思います。自分だけで使っている場合、
その責任もすべて自分のものなので、問題はないんですが、シェアしているものの場合は、
諦めきれない・・なんてこともあるかもしれませんね。こうしたデメリットについても
きちんと確認しておきましょう。このようなデメリットを最小限に抑えるためには、
シェアする前のきちんとした確認作業が重要だと言えそうですね。
また、シェアしてもいいもの、についても、
もう一度きちんと自分の中で整理しておく必要もありそうです。

デメリットもある「シェア」。自分のとってメリットが
大きいのかデメリットが大きいのかは、それぞれ違ってくることだと思います。
また、「これはシェアしてもいいけれど、これはダメ」というのも個人個人で違ってきそうですね。
まずは、自分のスタイルをきちんと考えてみることが、
デメリットを小さくするポイントだと思います。