エコにつながる
いろいろなものをシェアするメリットとしてあげられるのが、「エコにつながる」ということです。
いろいろなものが手軽に購入できる時代で、「とりあえず」と言った気持ちでいろいろなものを
購入してしまう、ということもあるかと思います。そうした場合、「本当に必要ではないものでも、
とりあえず買ってしまった」ということも多いもの。そうしてすぐに使わなくなったものを
ゴミにする、というのもひとつの流れになってしまっています。
必要なものをシェアする、というのは、流通している不必要な物の量を減らす、ということ。
ゴミになるものを減らすということでもあると思います。
必要かどうか迷った場合は借りてみる
また、いろいろなものがシェアできるのなら、自分に不必要なものを購入する方も
減るのではないでしょうか。「必要かどうか迷ったら、とりあえず借りてみる」。
本当に必要であれば、その後購入するのもいいですよね。すぐにゴミになってしまう可能性も
低いと思います。もし必要でないものならば、購入するのもやめて、
借りたものは返せばいいんです。この場合もゴミになるわけではありません。
またその他でも、シェアハウスなどの場合は、共有するスペースを持つことで、
光熱費の削減にもつながるのではないでしょうか。リビングルームなどはシェアする場所で
あることも多いものです。その一部屋を快適に保ち、みんなで過ごすことで、
各部屋でエアコンを使うよりも省エネになるのでは、と思います。
必要なときだけ車を利用する
カーシェアの場合も、もっと普及していけば、出回っている車の数を減少させるという効果が
期待できそうです。「自分に必要なときだけ車を利用する」という方法で、
「なんとなく車に乗ってしまう」ということも減りそうですね。カーシェアでは、
車を使った時間や距離に応じて料金が加算される仕組みであることも多いので、
本当に車が必要なのか、考えるきっかけにもなりそううです。
こうしたことでガソリンを使う量が減り、CO2削減に効果があるのはもちろんですが、
将来的には、渋滞を減らすなどの効果も期待できるのではないでしょうか。
これもエコへと繋がる流れになると思います。また、複数人でシェアすることで、
高価なハイブリッドカーや電気自動車なども購入しやすい、という利点もあります。
こうした車が増えることも、エコですね。
その他、電気代が上がっている昨今、情報の共有という面でも、
エコにつながる動きが出てきています。「節電術」などについて情報を発信し、
共有する方も増えています。それは「エコのため」というよりも「節約のため」といった方も
多いのかもしれませんが、結果としては環境にもいいこと、ですよね。
手軽に情報を共有できることで、自分に実践可能なアイデアを仕入れるチャンスも
広がるでしょうし、実践しているアイデアがどれくらい有効なのか、
などについてもチェックできることと思います。これからエコ意識が高まっていくほど、
こうした情報のシェアが及ぼす影響も、大きくなっていくのではないでしょうか。