家具・家電をレンタルする
自己所有にとらわれず、誰かと共有しているものを、自分に必要な期間だけ利用するシェア。
自分の生活に必要な、家具・家電をレンタルするという方法もシェアのひとつとなります。
引越しの際に、大きな出費となることも多いのが、家具・家電の購入費用です。
特に、「これから一人暮らしを始める」「単身赴任することになってしまった」といった場合には、一から家具・家電の購入を始めなければならないことも多いです。
購入する製品は、「一人暮らし用」とはいえ、生活必需品をすべて新品で揃えると、その購入費が１０万円～３０万円ほどになってしまうことも珍しくないようです。
そういった費用をカットするためにもお勧めなのが「シェア」です。
家具・家電をシェアする、というと、「一緒に暮らして、一緒に利用する」という方法を思い浮かべることが多いのでは、と思います。
確かにそれも立派なシェアです。
ルームシェアをしている場合などには、購入費用も半分ずつの負担で済みますし、電気代などのランニングコストも折半することができ、とてもお得ですよね。
一人暮らしの場合は利用できない
ただ、一人暮らしをする場合には、この形態のシェアのメリットは受けることができません。
一人で暮らし、一人で利用する際に、可能なシェアは、やはりレンタル会社からレンタルする、という方法です。
見知らぬ誰かと、製品をシェアする、という考え方になります。
購入費用がかからない分、初期投資が少なく済む、と言えるでしょう。
また、特に単身赴任など、利用期間が決まっている場合には、その後の処分に困ることもありません。
「自分に必要な期間だけ使用し、お金を払い、不必要になれば、また他の誰かのところへ」という形は気軽に利用できる「シェア」です。
自分に必要な期間内は、「専用」で利用できるので、シェアしているものとはいっても、誰かに気兼ねすることなく、すべて自分の自由に使うことができるでしょう。
家具・家電のレンタルをしたいときには、レンタル会社を利用するのが手軽でおすすめです。
面倒な手続きなく、自分に合った製品を選び、利用期間を設定するだけで、製品を送付してもらえます。
利用期間を考えたうえで選ぶ
レンタルの際に気になるのがその料金のこと。
「借りる」のに「買う」よりも高くなってしまっては、ちょっと・・と思う方も多いのではないかと思います。
自分の利用する期間についてもしっかりと考えて選ぶのがおすすめです。
また、家電などの場合、年式が古いもの、中古の製品はレンタル費用も安く設定されていたりします。
そうしたプランを利用するのもひとつの賢い方法と言えるでしょう。
自分に不必要になった家具・家電。
使わなくなったからと言って、まだ使えるのに処分してしまうのも、とてももったいないことだと思います。
手間もお金もかかってしまい、無駄になりやすいものです。
期間限定で利用するものと分かっているものは、最初から「誰かとシェアする」という意識を持つというのも、これからの時代、必要なことなのかもしれませんね。