情報をシェアするツール
日常生活の中で様々なものをシェアして生活していますが、「情報をシェアする」といっても、
ピンとこない方もいるかもしれません。が、みなさん結構日常的に行っていることなんです。
それは、SNS。ソーシャルネットワーキングサービスの略称となります。
ネット上で通常社会のような人とのつながりを持てる、というものですね。
そこにはいろいろな情報があり、自然とそれを共有することで人と
「つながっている」ことになります。自分の趣味やどういったものが好きなのか、という点。
そして居住地が近い人同士や自分の出身校などの情報を共有することで、
人と簡単に繋がれるのが、SNSの魅力のひとつ。そこから生まれてくる情報も
簡単に共有することができます。今、SNSからいろいろな情報を得ている、
という方も多いのではないでしょうか。また、そこから派生している人脈を、
リアルな社会でも有効活用している、なんて方もいるようです。
こういった使い方も、情報をシェアした結果、生まれたものだと思います。
SNSを利用した情報のシェア
さて、そんなSNSによる情報のシェアを、もっと仕事にも生かしたい!という取り組みを
している企業も増えています。社内で独自のSNSを持ち、そこで社員の方が情報共有する、
という仕組みになっています。会社内では、それぞれの仕事が分けられていることも
多いですよね。すべてを自分が把握出来ているわけではありません。
お仕事をとってくるのは営業職の方でしょうし、注文の品を用意するのは、
また別の部署の方かもしれません。また、万が一クレームなどがあった場合には、
そのクレームを受けるのも、別の社員の方、という可能性があります。
そういったとき、社内で「それぞれの自分の仕事」についての情報共有ができていれば、
対応もスムーズにいくのではないでしょうか。ここでSNSでの情報のシェアが生きてきます。
ある会社では、いろいろなカテゴリーに分け、それぞれの持つ情報を発信しています。
例えば、「こんなお仕事が入りました」といった声や
「こんなクレームがありました」といった声ですね。
その他、「新商品のアイデア」なんてコミュニティーがあることも。
こういったことを、全体会議で報告しあうのは、なかなか難しいものです。時間もかかりますし、コストの問題もあります。なかなか自由に発言できる雰囲気にならない、といったこともありそうです。
情報を共有するメリット
それでも、こういった情報をきちんと共有しておくことのメリットは大きいものです。
「こんなお仕事が入りました」という情報を共有しておけば、
社内のモチベーションアップにもつながりそうですし、
またお客様からの対応にも素早く反応できそうです。
クレーム情報のシェアでしたら、みんなが大まかな概要を把握しておけます。
「たらいまわしにする」なんていう失礼なことも防げるのではないでしょうか。
新製品についてのアイデアも、自由な発想で何かが生まれるかもしれませんよね。
そうした情報共有をもっと便利にできるのがSNSです。
いつでも自分の都合のいいときに「発言」でき、「情報を得る」こともできますからね。
社内コミュニケーションのひとつの形になるのでは、と思います。
こうした社内SNSの動きも、今後ますます活発になっていくのではないでしょうか。